清涼感とシャリ感がありながら懐かしい“ぬくもり”も感じさせる、そんな独特の光沢と“手触り感”があり、また、洗濯によって汚れが落ちやすく、柔らかさがすすみ、感触がさらによくなり、手になじむ麻を、もっと気軽におしゃれのアイテムに取り入れていただきたいと思います。
銀座三越 8F リミックスに常設されています是非、手にとって感触をお確かめください。



 欧米のひとびとを驚かせた「紙と木でできた」日本古来の家。

 その風土に合った合理性が近年見直されています。
 風を通す家の造りとあいまって、呼吸する素材がカビや結露を無縁のものにしているのです。
 麻繊維の断面には中空孔があり、この孔に水分を含んだり、発散したりしています。また、水分発散時には孔が縮まるため、常にさらりとしており、通気性も良いのです。

 私たちが、少し前まで暮らしの中で親しんできた、このような麻をインテリアにも使ってみてはいかがでしょうか。
 たとえば、麻の平織“きびら”を壁やドアに掛けたり、ソファの上に、ちょっと投げかけておきましょう。
 また、トランスペアレントでしなやかな“からみ織”をカーテンや間仕切りに。“ほぐし絣”を衝立に。
 ジャガード織りの麻布などは、プレーンなシェードなどに仕立ててはいかがでしょうか。欧米風のカーテン、ドレーパリーとはまた違った「ハリ感」が日本の住まいにとってもしっくりと馴染みます。

 また、麻は熱にも強いことから照明器具などにも用いてみたいものです。電気抵抗が小さいので、静電気が起こりにくく、埃も吸着しにくいのです。

 ざっくりとした風合いの麻布が月日とともに「すまい」に馴染んでゆく様や、薄手の麻布が風に揺らぐ様は「ほっと息のつける空間」をつくり出していくことでしょう。




 近江の麻は、洋の食卓にも和の食卓にも似合います。テーブルクロスをはじめ、ランチョンマットやコースターなど、おもてなしにも、ちょっと気の利いた普段使いにも、様々な演出に使ってみたいものです。厚手のランチョンマットを置くだけ、というさり気ない使い方も良いですし、薄いものなら色違いを重ねて使うのもしゃれています。
 また、日常着のアクセントに、麻のバッグやショールで一味違うコーディネートもおすすめです。



 麻の様々な機能を最も生かしたサマー・アイテムの一つに、麻の寝具があります。
 通気性、吸汗性の良さはもちろんのこと、肌にべとつかず、涼感に優れ、その寝心地のよさと肌触りは一度味わったら忘れられない、といわれています。

 是非、実際に肌で実感していただきたいのが麻の寝具です。